15.麻酔が終わると

 大抵は、手か足に点滴が入った状態で、手術室の中の回復室と呼ばれる所に帰ってきます。そこで患者さんが十分に落ち着いたら、手術室を出ることになり病棟の看護師さんが迎えに来ますので、ご家族の方も先ほど見送った手術室の入口でお子様を迎えることになります。

 ここでは、はっきり目がさめてお話ができたり、元気に泣いているお子様もいますが、大抵は静かに眠りながら出てきます。顔に絆創膏を剥がしたあとがあったり、時に見慣れない管がつながれていたりして、手術が終わったばかりのお子様は御両親の目からはとてもかわいそうに思え、声をかけたくなるのも無理はありませんが、その時は敢えて声をかけずに、そっと寝かせておいてあげましょう。

 お子様の目がはっきりさめる場所は手術室であったり、病室のこともあります。お子様に面会できれば苦労をねぎらい、ほめてあげて下さい。

 ただ、不思議なことに、手術が終わった直後のことをその時は、はっきり覚えている様でも、後々まで覚えているお子様は案外少ないようです。多少泣いたりしていても心配せず、元気な証拠だと思える寛容な心で接してあげて下さい。

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