13.病院での手術の前の様子はどうでしょう?
a)麻酔科医師や手術室の看護婦が病室を訪問します。
場合によって麻酔科の医師や手術室の看護師が手術室の服装で訪ね、手術室の中の様子を説明し、血圧計や聴診器、麻酔のマスクを実際に着けてみます。さらに麻酔のために大切な食事制限をすることや、お薬を飲むこと(甘いシロップや錠剤)など、それから小さな注射があることなどを話します。
この時でも良いですし、病棟の看護師さんでも結構ですからお子様が特に気になっていることを遠慮なく話て下さい。例えば「うちの子は○○ちゃんと呼ばれている」とか、「眠る時はいつも愛用のタオルがある」とか、「チョコレートが大好きだ」などです。
b)手術室に入ったら
病棟から手術室へはふつうパジャマで行きます。手術室に行く前に座薬が投与されたり薬を飲む場合もあります。
看護師さんが押すベッドに乗ってお母様と一緒にエレベータで手術室入口まで行き、お母様方は手術室前のロビーでお待ちになり、お子様だけが手術室に入ります。ここでは、元気で手術を受けるように励ましてあげて下さい。ほとんどのお子様は静かに手術室に入って行きます。
手術室に入ると手術室の看護師さんが出迎え、手術の準備のために手術室用のベッドに乗り換えます。手術室の中はいくつもの小さな部屋に別れており、その中の一つで手術を受けるのですが、そこに入る前には少し大きな部屋で看護師さんとしばらくお話をして準備を待ちます。
このお部屋には音楽が流れており、天井にお人形さんの絵が描いてあったり、おもちゃがあったりとても楽しい部屋です。既に手術が終わった他のお友達やこれから手術を受けるお友達に会える場合もありますし、病棟でお友達になった先生にも会えるかも知れません。
準備ができると、この部屋から手術が行なわれる別の部屋にはパジャマを脱いで、またベッドに乗って運ばれます。この小さな手術室の中はライトや機械がたくさんあって、とても明るい部屋です。ひときわ大きな装置は、眠くなるガスが出て来る麻酔器と呼ばれる装置です。
この部屋の中では皆が青い色のマスクや花紋様のついた帽子などをしており、とても面白い感じです。上を見ますと今度は天井ではなく、丸くて大きな円盤のようなライトに漫画の絵が描いてあります。ここで、別のベッドに移り、さあいよいよ麻酔が始まります。