12.入院前にしておいていただきたいこと
a)入院してから起こること
入院すれば一時的とはいえ家族と別れての生活になります。ミルクを飲む小さな友達も大きな友達もみな一人で病気を治すために病院に入っています。そして、病気が治ったらすぐにお家に帰れること、お家の皆さんが、お子様が早く元気になるのを待っていることを話します。
b)病気について
どうして病気を治さなければいけないのか、どこを治すのか部位を簡単に説明しておいて下さい。手術の後には、例えば外科ではおなかに絆創膏が貼られていますし、眼科では眼にガーゼを当てておりすぐには眼が見えないが心配はいりません。整形外科では手術によってはギプス包帯を巻いてそこがしばらく動かせませんが、病気が治れば自由になれることなどの説明も忘れないで下さい。
c)体を清潔に
入院する前に体を十分にきれいにし、爪を切り、マニキュア等を取っておいて下さい。また、ヘアバンドや指輪なども外しておいて下さい。こうしたことは、ちょっと可哀想に思えるかも知れませんが、患者さんの観察が十分にできるように、そして他の患者さんを不用意に傷つけたりしないための配慮なのです。そこで、普通の子供ではまさかと思われることがありましたら看護師まで申し出て下さい。例えば義歯や義眼などのある場合などです。これ等は無理に麻酔の前に取っておく必要はありません。予め何があるか解っていれば、お子様を恥ずかしがらせない方法も可能なのです。