9.いつから食事ができますか?

 麻酔中の患者さんには、安全のために必ず点滴が入れられますので、手術のあと十分に目がさめるまでは無理に水を飲まなくても心配ありません。完全に目がさめて一時間程したらお茶やお砂糖水などを飲ませてみます。もし、気持ちが悪くなって、嘔吐するようでしたら、麻酔薬の影響がまだ残っていることがありますので、もうしばらく様子を観察したりします。学童で、乗り物酔いをするような、ちょっと神経質なお子様の場合、麻酔そのものの影響はすでになくなっていても、数回の嘔吐を繰り返す場合もあります。繰り返しになりますが、この場合でも麻酔中は十分に点滴を受けていますので、例えすぐに水を飲まなくても心配はありません。

 さて、水を飲ませてみても平気なようでしたら、さらに牛乳などを飲ませてみます。そして特に問題がないようでしたら、普通の食事をしても良いことになります。

 この様に、お腹の手術のために食事をしない方が良い場合を除き、手術が終わって麻酔から十分さめて約2時間ほどすると、ほとんど普通に食べられるようになります。外来手術のお子様の場合には、その時間には帰宅できる程の状態になります。この間、看護師によって、体温、脈拍、呼吸、その他全身の状態が観察され、適切な処置がなされますので、ご家族の皆様は安心して、お子様の回復をお待ちになってよいのです。

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